ボリュームのスライス

ボリュームデータは通常、スカラー値の3次元分布を指します。例えば、CAT スキャンは組織の光学(X 線)密度の3次元スカラー分布を生成し、MRI スキャンは組織密度に比例する3次元スカラー分布(水素核の緩和時間からコンピューターされる)を生成します。

様々なツールを使って 3D スカラー分布を可視化できます。3D ウェーブ表示プロシージャでは、3軸に垂直なスライスを独立してスキャンできます。以下の例は、人間の脳 MRI を通る3つの直交平面を示しています。

mri views

Gizmo は体積データを表示するための強力なツールです。Gizmo を使うと、データ内の任意の数の直交する断面を表示できます。例えば、下図は脳の MRI 画像から切り出した3つの断面で構成されています。

Gizmo slices through MRI data

等値面、ボクセルグラム、パラメトリックサーフェスの表示などの組み込み機能を使って、ボリュームデータのほぼ任意の表現とサンプリングを作成することができます。例えば、下の図では、同じ MRI データを球面で「スライス」した様子を示しています。球体は、データ配列のおよその中心に位置しています。

spherical brain sample

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