コードエディター

Igor Pro® プログラムは「Procedure ウィンドウ」で作成されます。このウィンドウでは、構文の強調表示やコード補完など、コードベースとの対話やナビゲーションのための生産性向上の機能が提供されます。

構文の強調表示

Igor Pro 言語には 600 以上の特殊キーワード(関数、演算子、宣言、制御文)が存在するため、正しいスペルを覚えるのは難しい場合があります。キーワードを正しく入力すると、その単語は入力完了時に黒から特別な色に変わります。ユーザーは、Miscellaneous SettingsText Editing セクションで、キーワードの種類ごとに使用される色をカスタマイズできます。

syntax highlighting

コード補完

コードエディターで入力中に、Igor Pro は入力しようとしている内容の候補を提案します。候補を選択した状態で Enter または Tab を押すと、その候補が自動的にドキュメントに挿入されます。

code completion for an Igor operation

Igor Pro は、入力中の行の文脈を利用してユーザーに候補を提示します。例えば、MatrixOP 演算を使っている場合、MatrixOP 関連のキーワードのみが候補として表示されます。

Code completion for the MatrixOp operation keywords

コードの折り畳み

Igor Pro 10 では、コードエディターにコード折りたたみ機能が導入されました。これにより、コードブロックを折りたたんで、プログラムの視覚化とナビゲーションをより簡単に行うことができます。左マージンの矢印インジケーターを使って、コードブロックを折りたたんだり展開したりします。コードの右側にあるインジケーターにマウスを置くと、折りたたまれたコードブロックの内容がすばやくオーバーレイ表示されます。

code folding collapse if-endif

定義への移動

Igor Pro 10 では、Ctrl キーを押しながら関数名をクリックすることで、その関数の定義へ素早く移動する機能が導入されました。移動可能なシンボルは、Ctrl キーを押した状態でマウスをホバーさせると黄色でハイライト表示されます。

jump to definition

 

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