カスタムのメニュー

多くの Igor Pro のメニューには、Procedure ウィンドウでメニュー定義を記述することで独自のメニュー項目を追加できます。組み込みの Macros メニューに2つのメニュー項目を追加する簡単なメニュー定義は次のようになります。

Macros menu with Load Data File... and Do Analysis menu items

メニューバーに新しいメニューを追加できます(既存の Igor Pro のメニューの後ろ、Help メニューの前に表示されます)。既存のメニュー名と重複しない名前を指定するだけで追加可能です。サブメニューも追加できます。

Custom top-level MyMenu menu with a Process submenu containing three menu items

カスタムのコンテキストメニュー

グラフ、パネル、テーブル、またはレイアウトウィンドウにカスタムのコンテキストメニューを追加できますが、少しプログラミングが必要です。以下は、線幅を太くすることでグラフトレースを「選択」するコンテキストメニューを実装するコードです。

Page of code showing the AllowSelectionInTopGraph and ContextualWindowHook functions

AllSelectionInTopGraph 関数が呼び出されると、最前面のグラフは ContextualWindowHook ルーチンにイベントを送信します。マウスダウンイベントが検出されると、コードはそれがグラフトレース付近での右クリックかどうかを確認します。該当する場合、コードは PopupContextualMenu コマンドを使ってポップアップメニューを表示します。

Graph showing the contextual menu with Select and DeSelect menu items

ユーザーが Select メニュー項目を選択した場合、クリックされたトレースが太線で表示されます。

Graph showing the red trace displayed with a thicker line than the blue trace

「Deselect」はトレースをデフォルトの細い線に戻します。実際のアプリケーションでは、選択されたトレースを記録するための追加手段により、選択されたトレースの処理が可能になります。

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